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イギリスの日本語教師事情

イギリスの日本語教師事情

日本語教師になる場合、国や環境によってその求められる適応能力が異なります。

経済が安定しており、比較的治安が良いとされているイギリスにおいて、日本語教師として働く場合は、日本語教育関連の資格があると有利です。

国によっては特に資格がなくてもOKというところもありますが、
イギリスに関して言えば若干条件は厳しくなります。
日本語教育能力検定試験の資格を持っていれば、自身のスキルを証明する事ができます。

ただし1種類だけの資格では不十分と判断される事も多いため、
日本語教育関連の資格は複数取得しておくほうが有利です。

国により教育方針の違いはありますが、
イギリスでは学校で教える言語に19種類を指定しており、その中に日本語も含まれています。

どこの国でも外国語を学ぶのは一般的になっていますが、
イギリスでは欧州諸国以外の言語を学ぶよう推奨しており、中でも日本語は人気があります。

日本製品は性能が良く安心して使える事から世界中でも認められていますが、
イギリスでも日本の製品を高く評価しています。

日本のアニやゲームも人気があり、
経済から趣味まで幅広い分野で日本を身近に感じる人が多いのもイギリスの特徴です。

英語力は高いほど有利

イギリスで日本語教師として働くには、かなりの英語力が求められます。
日本語を教えるにも基本は英語で話しますから、英語力に乏しい人は難しいかもしれません。

英語力を高めるために勉強が必要ですが、ただ独学で文法や単語を暗記しているだけでは実用的な英語は身に付きません。
実用的な英語を身につけるには実際に相手がいてこそなので、オンライン英会話・英会話教室などを利用するようにしましょう。

最近は英会話教室のように、オンライン英会話でもマンツーマンレッスンができるところが増えています。
参考サイト≫ マンツーマン英会話なら産経オンライン英会話

またオンライン英会話のいいところは、先生を選べることです。
そのためイギリスで日本語教師をするためにイギリス英語を学びたいという場合は、イギリス出身の先生を選ぶなどして実用的な伝わる英語を学んでみるなどするといいでしょう。

ちなみにイギリスの場合は、ワーキングホリデーがないと参加で来ませんので、事前に取得しておきましょう。
ちなみに日本語教育関連の資格やワーキングホリデーの資格があると、
割引サービスを利用できるというメリットもあります。

制限の壁と意外なメリット

イギリスでは日本語教育に積極的に取り組む学校もありますが、
ボランティア活動として日本語を教える場合には制限が多いのが壁になります。

現地の学校の寮に滞在する事が可能となっており、
寮の仕事を手伝えるなど英語力を身に付けるチャンスはたくさんあります。

ボランティアの場合は制限が多いのはデメリットですが、
何よりのメリットは滞在費や食費が免除され無料になる事です。

イギリスは世界的に見ても物価が高い国ですが、他国に比べて費用が安く済みます。
本気で高い英語力を身につけたい人は、メリットも多い事から毎年たくさんの人が参加しています。

多方面でのメリットが多い

イギリスで日本語教師のボランティアをする場合は、
専任の日本語教師がいる場合はアシスタントとなりますが、専任教師がいない場合は自分が教師として生徒に日本語を教えます。

この場合はより高い英語力が求められますが、やりがいはあります。

日本語専門という考えではなく、日本語も教えるが寮に滞在する場合は寮の仕事もたくさんあります。

アシスタントとして働く場合は、他の科目でもアシスタントをしますから、
日本語教師一本を目指すというよりは、多方面で活躍できるところに魅力があります。

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